ミエロのひとりごと

いつかポジティブに…!

ただの疑問

今週のお題「自己紹介」




自己紹介は好きじゃなかった記憶がある。

まず自分の名前が女の子っぽくて言いたくなかったし、自分のことを知られたいと思わなかったし、好きなものは別になかった。

そんな私だから、自己紹介の必要性に疑問を抱きっぱなしなんだけど、どうして自己紹介というものが存在するんだろう。

自分を隠してる人にとって自己紹介は一種の仮面にすぎないし、自分が分からない人には大げさに言えば、一生かけて解けるか解けないかくらいの難問でしかない。



なんで自己紹介には名前以外もいるんだろう。

たまにでいいよ


おばあちゃん犬と女の子のCMの


はじめて会った時のこと覚えてる?

なんか寂しそうだった。

そっちだって寂しそうだった

なんかさ、おばあちゃんになったね

そりゃ年もとりますよ

ちょくちょく帰ってくるからね

たまにでいいよ

じゃあね

じゃあね



がめっちゃ好き。
たまにでいいよの声が好き。

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海外ドラマなら任せろって感じ。いくらでも語れる。頭にフィットしないからヘッドホン派じゃないけど、BlueToothなら欲しいかも。

偏るけど、海外ドラマで推理系を楽しみたいなら、「コールドケース」か「クリミナルマインド FBI行動分析課」がいいと思う。

コールドケースは未解決事件を依頼があったり、他の事件と繋がったりして再捜査していくドラマで、普通の刑事ドラマとかと違うのは、現場がないところだ。何年も前のことだから現場は残ってない。
でも、周りの人は変わりはしても、過去だけは残ってるから、その人達に聞き込みをして矛盾を見つけたり、証拠と結びつけて捜査していく。
惹きつけるところは、ちょいちょい過去の映像が流れるところだ。
事件解決後に被害者が笑顔で立ってるところだったり、容疑者が捕まる時に人がすれ違った後に過去の姿になったり、

その時その時の事件で流れる曲が違うのもいいと思う。その年代で人気だった曲が流れているらしい。だからたまに、聞いたことがある曲が流れると、あ、この曲ってことはあの事件と同じ年代なのかって気づいたりもできて面白い。CyndiLauperのTime After Timeが最後に流れるのも似合ってる。
すごい悲しい時もあるけど、観て損はないと思う。

クリミナルマインドは、連続殺人の犯人をプロファイルして事件を解決するドラマ。普通のと少し違うのは、連続殺人に焦点が置かれてるところだと思う。
連続した事件から規則性を見つけて、秩序型、無秩序型とか、二人組とか、そしたら一人は支配型、従順型、傲慢なリーダータイプとか、犯人像を狭めて追跡して捕まえる。って感じ。
犯人もいろいろいて、歪んだ経緯だとか、生まれ持ったものだとかわかったり、捜査を見ながら犯人を予想できたりするのが興味深い。
それに、出てくるメンバーも人間味があって面白い。シーズン1のギデオンは、頭が良くてプロファイルのプロだけど、優しすぎて悩んで退職しちゃったし、ホッチは過去にも今にもいろいろあって苦労してるし、リードは血筋だとか過去も気にしてるし依存しちゃうし、モーガンもわけありだし、エミリーは昔の捜査でいろいろあるし、JJもガルシアもロッシもみんないろいろある。
いろいろあるのと、キャラがよくできてるのも好きだ。モーガンとガルシアのお喋りを聞くのは楽しいし、他のみんなが喋ってるのも面白い。ガルシアが関わるとすごい面白い。
あとは、最初に哲学者だとか偉人の名言が流れるのが面白い。ガンジーとか、リンカーンの名言も流れる。
クリミナルマインドについて語ると収拾がつかなくなるからここでやめとく。

後、捜査系で面白いのは、NCIS ネイビーだと思う。
これは事件がぱっと片づく爽快さが推しだと思う。
ボスがもうかっこよすぎる。海軍上がりで洞察力も推理力も鋭いし、何より強い。短気で横暴なのもウケる。あの銀魂の松平みたいな感じ。男は1だけ覚えてりゃいいみたいな
マクギーのキャラもいいし、トニーは映画オタクだから映画の話が出たり軽口が聞けるのも楽しい。
ケイトとの掛け合いが一番面白かったけど、シヴァも強くていいと思う。
あの中で一番好きなのはボスだけど、検死役のドナルドも好きだ。おじいちゃんだけど、向上心が高くて、心理学の勉強までしてるから尊敬できる。
検死のシーンがなかなか好きだと思う。
この傷はここの角度からの傷跡だとか、防御創が見えないから、そしたら車に乗ってた被害者は見知らぬ第三者じゃなくて顔見知り、おそらく話しかけられた時に…とかもわかっていくのが面白いし興味深い。もっと早く観てたら検死官になってたくらい興味深い。

あとは、「ゴースト」が面白いかな。
幽霊と話せる女の人が幽霊の伝えたいことを伝えたり、事件を防いだりする話。
ゴーストは気が済んだら光の向こうにいくのもなんか神秘的。
でも、留まりすぎたら黒い塊になる。説明の仕方がわからない。「ゴースト」は不思議だけど何か良いって感覚でしか伝えられない。雰囲気っていうか感じ方の問題っていうか、うん。なんか良いんだよなーってしか伝えられない。
女の人だけのもいいけど、女の人が結婚して子供ができてからの話も面白い。黒いのが子どもを襲った時には光が子どもを守ったりしてなんかすごい。綺麗だと思う。


この上に書いたやつが贔屓にしてる海外ドラマだ。

あとは、打ち切りになったけど、「Lie to Me」とか、「ボーンズ 骨は語る」とかも勉強として見たりする。

海外のはやっぱりミステリーとか捜査系が好きだな。深いとこまで突っ込んでる感があるし、考え方とか視点とか為になる。

年末年始かはわからないけど、とりあえずコールドケースの雰囲気は冬に似合ってるから、オススメかなとは思う。CyndiLauperって冬似合うよね



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下パンツだけなのにかっこいい

ファイト・クラブを観た。

最初はあららーって感じで観てられないなってだったけど、進むにつれて面白かった。

ブラピの格好良さが引き立ってたな。おしゃれか。みたいな

マーラはちょっとハリポタイメージ強すぎて。笑
美人だったけども

医者だとか警察だとかセキュリティーだとかいろいろ問題があったけど

とにかく面白かった。いろんなこと考える人だったら面白いと思うかも。全部が繋がっていくのとか、繋がってく弊害とかが目について面白い
宗教嫌いな人はちょっとだめかも。若干そんな感じの雰囲気あるし


でも最後も良かったなー。なよなよしてたのにかっこよく見えると思わなかったよね

崩壊があるから面白かったのかも。
Vフォーヴェンデッタとかも派手な演出がめちゃくちゃ気に入ったし、湊かなえの告白は爆発した瞬間と巻き戻す瞬間が好きだし、なにかと綺麗なのが好きだな

会社から金もらった時の演技はすごかったな。本当に誰かに殴られてるみたいだった。

目が離せない映画だったー。なんか、ヒント的なあれが散りばめられてる映画いいよね。見応えがある。クリミナルは見破れた時が面白い


アクションは沈黙シリーズが好きだな。スティーヴンセガール強すぎる。沈黙の処刑団の主人公のアクションが好きだった。壁使って蹴り倒すのかっこよかった 



ファンタスティックビーストは観ようかなーどうしようかなー

きーろく ※人それぞれ

離脱症状の記録をしようと思う。苦しいのがいつか自分のためになればいいと思う。

10/23から、イフェクサーSR150mgをやめた話

とりあえずなんとなく言っとくと、私はうつ病宣告は受けていない。

説明の中で言われたのだけど、容量が増えればSNRIの効果もあるらしい。



のみ始めたのはいつだったか、七月か八月のはじめ?くらいからだったと思う。意外と時間は経ってないけど、初めの55mg?からここまでものすごく長く感じた。
酒祭りの時にはすでに150mgをのんでいた記憶があるから、150mgを始めてから一ヶ月は軽く過ぎてると思う。


お酒のせいか、運動不足のせいか、ストレスのせいか、薬のせいか、どれが原因かはわからないけど、気道が狭まってる感はよくあった。

薬をのみ始めてから動悸だとかも過敏に感じるようになった。お酒の影響も否定できない。(条件付きで飲酒は前もって医師の許可を得てたけども)

10/23の前からちょくちょく薬を飲み忘れそうになったり、飲みたくないなーとは思っていた。
そうしたら、その日にはカプセルが飲み込めなくなった。

のめないならカプセルを割ればと言われたけど、カプセルは胃腸での弊害を防ぐためであって云々と譲れない頑固な思考に埋められ、それならのまん。となってやめたのが断薬の始まりだ。

ついでに言えば、無駄な金はかかるし、処方は2週間までだしいちいち病院行くのめんどくさいし、行ったって変わらないし他人の迷惑に思うのもめんどくさかった

その時というか今も、私の頭で断薬の有害作用を案じることはなかった。

勝手に止めるだから何か出るのは当たり前だし、自業自得だから我慢します。みたいな
だからもうお互い関わるのやめましょうって感じだった。心配とかしなくていいから早く捨ててっていう





てとこで前置きは置いて、経過だけ書いておこう。

10/24.25.26
頭痛、不眠(入眠、熟眠、中途覚醒)、フラバ、吐き気、めまい

10/27~30
不眠(以下同文)、頭痛・めまいは少し軽くなった。吐き気、口渇

10/31
不眠(以下同文)、一緒、吐き気とんでもない。口渇

11/1~11/5
一緒、食欲過多、微吐き気、頭痛大、めまい大、眼痛、口渇、とりあえず立ち上がるだけで脳みそ揺れる

11/6
不眠、食欲過多、腸鳴、微吐き気、頭痛、めまい、急な眼痛、脳みそ揺れ。頭痛めまい吐き気はだいぶマシ、ブログを見ると朝方はまいってたらしい。今は全然大丈夫

11/7
不眠、食欲過多、吐き気、頭痛強、めまい、落ち込み
あと五分くらいで明日だ。友達誕生日だー。でも正直、みんな恋人いるじゃん?そしたら先に祝っちゃだめな感あるじゃん?てことで陰ながら祝おうってなりました

11/8
食欲プラマイゼロ、頭痛、めまい。今日なんか、電車でお坊さんにめっさ見られた。何か憑いてるんだろうか

11/9
後頭部痛、内蔵痛

11/10、11
後頭部痛、眼痛、内蔵痛。だいぶ良くなった
不眠はもうノーカウント
紅の豚楽しかった

11/12
後頭部痛、眼痛、内臓痛、フラバ
スティーブンセガール渋かっこいい。
ガイホークスのやつ完全に忘れてたの気づいた
RememberRemember。やらかした

11/14
もうほぼ大丈夫



体調は良くなかったけどずっと学校はちゃんと行けた。

不思議いっぱい

お題「南極・昭和基地のブロガー<みなもとやすひろさん>に聞きたいこと」



南極と言えば、たくさん気になることがある。
鼻水は凍りますか?だとか、何を食べるんですか?とか、何を食べたくなりますか?とか。鍋だろうか。アイスが食べたくなったりするだろうか。
季節をどうやって知るのかも気になる。
後は、なんで南極なのか?とか。北極は考えなかったのか。
南極だとしたら何をしているのか。何が調査の対象になるのか。何か興味を持ってるものはあるのか。一番楽しいことはなにか。一番困ることは何か。それを改善するために何をしていることはあるか。心がけていることはあるか。何かが恋しくなることはあるか。

とにかく南極は寒いイメージがあるから、体温が下がると免疫が下がると思うのだけど、でも微生物も生きられないと思うのだけど、それでも生きている病原菌はあるか。とか、どんな病気にかかったりするかとか

寒がりの私としては、寒いことへの対応策も知りたい。
平成基地もあるのかもなんとなく気になった。

あとはその場所に原住民はいるかとか
趣味はなんですかとか、得意なことはなんですかとか、着てる服はどんなのですかとか、好きな季節はなんですか

とか、とにかく気になることがありすぎる。
たくさんありすぎて聞けなさそうだから、私も南極に行って体験してみたい。知識もほしい

どうか私の言っていないことを聞いて チャールズ・C・フィン

私に騙されないで。
私がつくろう顔に騙されないで。
私は仮面を、千の仮面を被っているから、
それを外すのが怖くて、
どれひとつとして私じゃない。
うわべを飾るのは、第二の習性となった技巧、
でも騙されないで、

お願いだから騙されないで、
あなたに、私は大丈夫という印象を与える、
すべては順調で、私の内も外も静かに落ち着いているという、
自信が私の名前で、クールなのが私のゲームといっ た、
水面は穏やかで、私は指揮権を握っているといった、
私は誰も必要としないといった。

でも私を信じないで。
表面は穏やかに見えても、表面は私の仮面、
つねに変化し、つねに姿を隠す仮面。
その下に安心の字はない。
その下には混乱と恐れと孤独が待っている。
でも私はそれを隠す。誰にも知られたくない。

私の弱みや恐れがむき出しにされると考えるだけで、
私はうろたえる。
だから私は血迷ったように隠れ蓑を着ける、
何気ないふうな、洗練された見せかけの仮面を、
うわべを飾る手助けをしてくれる、
見抜いているといった眼差しから私を守ってくれる仮面を。

でも、そんな眼差しこそが私の救済。
私の知る唯一の希望。
つまり、もしその後に私が受け入れられるのであれば、
もしその後に愛があるのであれば。
それは、私を私自身から解放してくれる唯一のもの、
私の自分で築き上げた牢獄の壁から、
私があんなにも丹精込めて作った砦から。
それこそが、私が自分自身に確証できないものを、
確証してくれる唯一のもの、
私にもじつのところ何らかの価値があるのだと。

でも私は、このことをあなたに言わない。あえて言わない。 
怖いから。
私はあなたの眼差しの後に受け入れが、
その後に愛が伴わないのではと恐れる、
あなたの嘲笑は私を殺すのだから。
私は、結局のところ何者でもなく、ただ駄目な人間であることを恐れる、
あなたがそれに気づいて、私を拒否することを恐れる。

だから私は私のゲームをプレイする。命がけの、扮装ゲーム、
表に確信のうわべをつくろい、
内なる子どもは震えている。
そうしてきらびやかな、けれど空虚な仮面のパレードが始まる、
私の人生は前線となる。
私は無為に、口あたりのよいうわべだけのおしゃべりをする。
本当のところどうでもいいことは、全部あなたに話す。
本当に大切なこと、私の中で泣いているものについては、
何ひとつ話さない。

だから私が私の決まりきった私を演ずるとき、
私の言っていることに騙されないで。
どうか注意深く聞いて、私が言っていないことを聞いて、
私が言ってみたいことを、
生き延びるために言わなくちゃならないのに、
私が言えないでいることを聞いて。

 
私は隠れたくない。
うわべだけのいんちきゲームはしたくない。
そんなゲームはやめてしまいたい。
私は本物で、自然で、私でありたい、
でもあなたが助けてくれなくちゃ。
あなたの手を差し伸べてくれなくちゃ。
たとえそれが、私が一番嫌うことのように見えても、
私の目から生ける屍のうつろな凝視を拭えるのは
あなただけ。
 
私を生に呼び戻せるのは、あなただけ。
あなたが親切で寛容で励ましてくれる時いつも、
あなたが本当の気遣いから理解しようとしてくれる時いつも、
私のこころに翼が生え始める、
とっても小さな翼、
とってもかよわい翼、
でもそれは翼!
私の感情にふれるあなたのパワーで、
あなたは私に命を吹き込める。
あなたにそのことを知っていて欲しい。

あなたが私にとってどんなに大切か、知って欲しい、
あなたは私という人間の創造者、
そう、真面目な話、創造者になりうることを、
もしあなたがそうしたいのならば。

あなただけが、私がその後ろで震えている壁を取り崩せる、
あなただけが、私の仮面を取り払える、
あなただけが、うろたえと半信半疑の私の影の世界から、
私の孤独な牢獄から、私を解放できる、
もし、あなたがそうしたいならば。
どうかそうして。私をやり過ごさないで。
あなたにとってやさしいことではないはず。

自分は役立たずとの久しい確信は、強大な壁を築く。
あなたが私に近づくほど
私は盲目的にはね返すかもしれない。
それは不合理なこと、だけど本に書かれている人間とは違って、
しばしば私は不合理。

私は欲しくてたまらないまさにそのものに対して闘いを挑む。
でも愛は強大な壁より強いと人は言う、
そしてそこに私の希望はある。
どうかその壁を打ち壊して、
堅固な手で、
でも優しい手で、
子どもはとても敏感だから。

私は誰、とあなたはいぶかるかもしれない?
私はあなたがよく知っている人。
私はあなたが出会うあらゆる男たち、
あなたが出会うすべての女たちなのだから。

  • ge+gf#%7@/tG2*jEO*/tG2-//tGgf#%gf#%gf#%/tGgf#%gf#%/bgcj//bg/gf#%gf#%/tG2-zgcj/2-/gf#%

意思の奥底

特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE
http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/pdmagazine




「青春の一冊」とはなんだろうか。

青春を題にした本のことだろうか。

それとも、青春時代に読んだ本だろうか

青春時代と言えば学生期がそれにあたるんだろうか


それなら、「It (それ)と呼ばれた子」という本が頭に残っている。

虐待を受けた本人が書いた本だったと思う。
幼少期の、母親から受けた事実を鮮明に書いていたと思う。



私はその頃からそういう本に惹かれていた。

思えば、本当に読みたいと思う本はそういうジャンルだったような気がする。

何か後ろめたい気持ちを持ちながら、こっそりと読んでいた記憶がある。

皆を笑わせるためにおちゃらけた態度や冗談を言う私と違う“私”がバレないように読んでいた記憶がある。

異常だと思われたくなかったから。
重たいと思われたくなかったから。
楽しい場を提供して、存在することしか私には耐えられなかったから


そんなことを考えていたと思う。



その本を読みながら、私はそこまでつらい目にあっていないと確認して、“フツウ”を確認していたのだと思う。

私の思いこみであり、家族は“正常”であると認識するための本に利用していた部分も少なからずあると思う。


同じ仕打ちを受けているのを感じて、それが世の中の“フツウ”なのだと思いこんでもいたと思う。


惹かれること自体が“フツウ”ではないのかもしれない。
あの頃は携帯小説だとか、アニメのような文庫本が流行っていた。

そして、あの時代は今のように、虐待死の報道はほとんどと言っていいほどなかった。


虐待なんて、身近ではなく、遠いことの話だと、皆思っていたと思う。


それぞれが問題を持っていても、露見することは少なかった。学校での、度の過ぎた体罰は学年内でもみ消された。教育委員会だって相手にしてくれなかった。
校長先生は私のことを「頭がおかしい」と言った。

そんな場所で、助けを求めることなんてできなかった。
助けを求める資格があるのかさえわからなかった。

思い込みだと言われてしまえば、納得してしまうことは確実だったと言えるだろう。
それほどに、私の“フツウ”は歪んでいて、学校の中も、何もかも歪んでいた。




小説の中の、学校の先生が虐待に気づいたシーンが一番心に残っている気がする。

助けという希望の光が差し込むようなシーンで、
同時に、作り上げた何かが壊れてしまうように感じたシーンだった。


私はほぼ完全に感情移入していた。

そうして希望の光よりも、絶望の方が強かったと思う。バレることで虐待が酷くなることへの不安と、
虐待に耐えていたのは、世の中に、居場所が家族(ここ)しかないからで、それが崩れ去ってしまうことを考えて、恐怖を感じた。

私は耐えられないだろう。そう思った。

ばれることで失うくらいなら、耐えていた方がまだ楽だと、考えたと思う。




力のない、働くこともできない子どもはそんな恐怖を抱くのだと、大学生になった今、最近考える。



子どもは親が唯一無二の存在であると私は考える。

いつかは愛を受けとることができる。今はその時ではないのだ。自分が変われば親も変わってくれる。と考えてしまうのだ。


今となっては、“生きる”ことが重要なのだと考えることができる。


愛は他人から受け取ることもできる。

幼少期に受けた傷はなかなか消えないけれど、愛を受けて、克服することは可能だ。


私はまだその域に達していないけれど、

そうなのだと、同じ経験を持つ人は言っていた。



「It(それ)と呼ばれた子」では、親元から引き離され、大人になったところまでも書かれている。


あの頃の私も、少し前までの私も、親元から引き離されることに不穏な気持ちを抱いていたが、「生きる」ために、のちに「生き延びる」ために、必要になることもあるのだと、まだ難しいではあるけれど、最近では少しずつ思うようになった。


それを考えると、隠れながらでも読んだ「It(それ)と呼ばれた子」は、それらの過程の基であり、私の「青春の一冊」として重要であったと、そう思う。